noa's blog〜うつ病と私〜

健康・美容ヲタクになりつつある、うつ病と診断された21歳の奮闘記です。

うつ病になって良かったこと

うつ病と診断されてかなりホッとしたというか、やっと病名がわかったとスッキリしていました。

今思えばすごく変だし、逃げ道を探してました。


でもこの病気と診断されて、とっても良かったんです。

まず、謎なタイミングですが父が新居を建てました。念願の一軒家を。

そこで父と暮らしています。

何が良かったかというと父のことを勘違いしていたことが分かったのです。


ずっと私は母親しか信じてなかったです。

父親は仕事仕事で当時住んでいたアパートになかなか帰ってこないし、浮気したことがあると母から聞かされていたし、父親らしいことはなかなかしてくれないし、何より父親がディズニーで浮気してたから私を親子でディズニーに連れてってくれなかったと聞かされていて、父への印象は最悪でした。母が死にそうになりながら私を産んだ時も側にいなかったとも聞いてました。

そして母親が他界してしまいました。私は全てを失いました。母と旅行に行く夢も、成人式を見てもらう夢も。生きる希望を。

母の死因は肺がんです。父はヘビースモーカーで、それが原因だと私は思ってます。

父さえいなければもっと母は幸せな人生だったのに、更には母を死なせたのは父だとも思ってました。


母の遺してくれた保険金は俺が預かっておく。と父が持ってました。

私はクレジットカードを3枚も作ってしまい毎月かなりの返済額でそこから出してもらっていて、最初は罪の意識が強かったのですが、途中で父親に使われてしまうくらいならと自暴自棄になったり自分に甘かったりして買い物依存に、なりました。今もです。

母が遺してくれたお金も私は使い切ってしまったようで父と話し合い、何回もお金について話し合いました。非常にうつ病の私にはストレスでした。自分のやってることもおかしいってわかる。でも止められない。

そこで本音が出てしまい、父を責めました。

そこで色々な誤解が解けました。

毎日父と生活していたら父が大変なこともよくわかりました。


自分の家族について知れたんです。うつ病になって。やっと。

今までの21年間なんだったんだろう?ってくらい今家族が好きです。

なのでうつ病になれて良かったって思います。

社会的な地位等失うものもありましたが。

家族を憎む人生よりよっぽどましです。